鍼（はり）はどうして効くの?
鍼をすると、人間はその刺激で脳内モルヒネ様物質（エンドルフィンなど）を合成し分泌します。そのため痛みが無くなったり、軽くなったりします。
また、鍼をした所は血流が改善され、例えば肩こりなどは痛みの原因も無くすことができます。そのような生理的な改善だけでなく、精神面でも「気の流れという概念」を通じて心と身体を媒介することで改善されることが分かってきました。
灸はどうして効くの?
灸をすると、皮膚の熱刺激によりヒストトキシン（火傷毒素）が生成されます。その作用により免疫抵抗性が高まるため、かぜを引きにくくなったり、アレルギー体質が改善されたりします。治療にはその効果を利用しています。
痛くないの?
治療用の鍼は日本人の髪の毛の太さ（直径0.2ミリ）とほぼ同じですので、ほとんど痛みを感じません。
また、当院では美容鍼（顔用）に0.12ミリの極細鍼を使用していますので、全くと言っていいほど痛みはありません。
感染の心配はないの?
当院は使い捨ての鍼を使用し、その他の使用用具もすべて高圧蒸気滅菌機で消毒しています。121℃でないと死滅しないB型肝炎ウイルスもご心配要りません。
対象となる病気や症状
腰痛、肩こり、膝の痛み、頚腕症候群（むちうち症）、リウマチ、神経痛、頭痛、ギックリ腰、椎間板ヘルニアなど整形外科領域に良く効きます。
また、冷え性、更年期障害、生理痛、つわり、耳鳴り、子供の体質改善などにも効果を発揮します。
子供の鍼
歯ブラシ様の鍼や、ローラーの鍼を使用して、子供の体質改善を行うことができる治療です。鍼と言いますが皮膚を刺したりせず、例えばローラーで皮膚の上を軽く撫でるようにする治療法です。かぜにかかりやすい、すぐ気管炎を起こしやすいなどの体質改善に効果を発揮します
特にお顔のアンチエイジング（若返り）を目的とした施術で、リフトアップ（小顔化と若返り）と美肌効果（潤いのある肌）があります。
鍼灸界では最近注目されている施術方法で、極小の専用鍼を刺鍼して、ほとんど痛みを感じないででき、副作用の心配もありません。
主に以下の症状を改善します。
- お顔のタルミをリフトアップ
- ほうれい線などシワの減少
- お顔の歪み矯正
- お顔のシミを減少させる（血行不良を改善し、肌の透明感や、保湿性向上も望める）
- 目の周囲のクマの減少をさせる（目の周囲の活血を働きかける）
ただし、これらの症状の原因は、肩こり、眼精疲労、ストレス、冷え、睡眠不足があり、その原因改善の治療が必要な場合もあります。美は健康を基礎にしています。
